作業ミスが増えてきた、マルチタスクがうまくこなせない。
そういうとき、真っ先に疑うべきは集中力でも技術力でもありません。
もしかしたら、目の前の作業とはまったく関係のないことが、あなたの頭の中を静かに占領しているだけかもしれません。
では、何がそれほど頭の中を占領しているのか。
人間の頭の中には小人たちがいます。小人たちが5人いる人もいれば、1人しかいない人もいる。
世間ではワーキングメモリと呼ばれたりもします。
小人たちは1人1つの仕事しかできません。
30分後の電話を忘れないよう気にかけている小人が1人、昼ごはんをどうしようか考えている小人が1人。
そういった些細なことにも小人たちは割り当てられています。
恋愛のこと、借金のこと、締め切りのこと。悩みごとがあるとき、どうも仕事が手につかないのは、その悩みに小人たちが次々と引っ張られていて、目の前の作業に回せる小人が足りなくなっているからです。
解放する方法はシンプルです。
メモ帳に書くか、リマインダーに落とし込む。
頭の外に出してしまえば、その仕事に張り付いていた小人が解放されます。
繰り返し発生する些細な判断には、ルールを決めてしまうのが有効です。
昼ごはんを毎日何にしようか悩んでいるなら、曜日ごとに決めてしまえばいい。悩む必要がなくなれば、その小人は解放されます。
スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていたのも、突き詰めれば同じ発想です。