2023年春からエンジニアリングマネージャーという立場につきました。4,5人の後輩というか、事実、部下の面倒を見る立場になりました。

メンバーが自立した組織

そこで、教科書的には目指すべきチームは、スクラムやティール組織の文脈ででてくるように、メンバー個々人が自立した指示系統を必要としない組織です。

マネージャーは承認者ではなく支援者

メンバーに最初に分かってもらいたいのは、マネージャーは承認者ではなくて、支援者であるということです。

すべてのタスクについて、この要件でいいか?、この実装でいいか?、このドキュメントでいいか?

時間とリソースの限られるスタートアップでは、こんなことはやっていられないのです。

もっと投げやりなことを言うと質問されても回答なんてもっていないのです。もちろん、相談には乗ることができますし、経験値不足でマネージャーが上回ることはありますが、そのタスクについて今一番詳しいのはメンバーあなたその人です。

プロダクトマネージャーの思考に追いつく

プロダクトマネージャーは、自分の携わるプロダクトについて、24時間365日ずっと考えている人たちです。これは比喩ではなく彼らは本当に常にそれらのことを真剣に考え続けています。

エンジニアは、常にプロダクトのことを考えているそんな彼らの思考に追いついて、要件定義をしなければなりません。

もっというと要件定義というプロセスを必要としないぐらい、プロダクトマネージャーと以心伝心をする状態が理想です。

エンジニア「要件はこれでいいですか?」

PM「はい、思っていた通りのものです」

というのが理想です。その状態になるためにどうすれば良いかというと、エンジニアもプロダクトについて24時間365日考える必要があります。

解決策は最善の手法に収束する